カタハネはほんといいものです

ブログ一発目に何を書こうかと考えてみたところ、リマスタ―版が2016年に発売するカタハネとの出会いなどについて書いてみようと思った次第である。

 

 

 そもそもカタハネとは2007年にTarteから発売されたPC用ゲームで「おすすめの百合ゲー教えて」系の質問があれば必ず挙がるタイトルだ。百合ゲーの数が多くないことには目を背けつつ

 

カタハネの存在を知ったのは、発売してから少し後になってからだった。

その時は様々な理由により手にすることは叶わず、あれよあれよという間に会社倒産、ブランド解散、ワゴン行きからのプレミア付きという切ない流れを顔も知らぬネット上の百合好きの人々と目の当たりにして、きっと私がカタハネをやるときはどこぞのプレミア価格のものを買ってやるしかないんだ……と覚悟したものです。

その後2012年の再販サントラは何とか手に入れるものの曲だけは聞ける状態のおあずけをくらっていたわけなんですけど、ソフト自体がおいそれと簡単に手に入るような状態ではありませんでした。

 

年月が流れてネット通販ができる環境を手にしたがカタハネは手にできず、PCもないのに2014年にはFLOWERS春篇を予約購入するという暴挙に出た。

それから少ししてTwitterをうろうろしていると『メガストアカタハネが付録になるよ!』との情報を見つけ、すぐさまAmazonへ飛び予約を完了すると7年以上もの歳月を経て、ようやくカタハネを手にすることができたのであった。ただしまだPCは持っていない。

カタハネを手に入れたんだから他のものも買ってやれー!!と、そこからは転がるように屋上の百合霊さん普及版、白衣性恋愛症候群 RE:Therapyといった百合ゲーを買い漁る。しかし買い漁るほどの百合ゲーは

 

そこから更に半年ほど経ち念願のマイPCを手に入れるも、仕事に疲れカタハネをプレイする状況にはなかった。細切れでプレイするなど我慢ならんかったせいでもあるが……。

そして仕事を辞め次の仕事へ就くまでの間、2日をかけてココルートまでやりきったのは、カタハネを知ってから8年と半年ほど過ぎた2015年の秋口であった。

なのでカタハネという作品そのものに触れていた期間は非常に短い、けれどもその期間を経ても色褪せない作品だと思う。発売してから8年も経った作品を素晴らしいと言える機会はなかなかないだろう。

さすがにこれだけの長い期間を経てしまったので、その間に作品の根幹に関わる部分はネタバレネタバレで分かりきった状態だったが細かい部分はプレイしてみないと分からなかった。ネタバレを知っていてもなお、やりたい!やれる機会はいつかある!と信じて待っていた8年は無駄ではなかった。

そう思えるような作品にはなかなか出会えないのではないだろうか。

私の語彙力ではカタハネの魅力すべてを伝えることができないので、是非とも他の方のレビューを参考にしていただきたい!

 

みんなもリマスタ―版を買って、Vita版を心待ちにしような!! 

 

相変わらず長文を書くと焦点がどこかへ行ってしまう……。どうにかしたい。