「休みの日、何してる?」という質問

就労するようになってから、かれこれ4回ほど仕事を変えてるわけなのですが……(ほぼ契約社員で1社は倒産したので転職数をつつくのは勘弁してほしい)

どんな会社でも働きはじめて1週間ほど経つと休憩時間に『休みの日、何してる?』と質問されるようになる。
 
私はこの質問が苦手でしょうがない……。
 
ではなぜ、無難ともいえるこの質問が苦手なのでしょう。
 

 

一つ、質問が非常にざっくりとしている。
例えば『休みの日はアウトドア派?インドア派?』という問いかけであるならば「スポーツしてます」だの「家でゴロゴロしてます」だの大まかな振り分けができる。
スポーツやってます→どんなスポーツ?→○○です→やったことあるわ!とか興味あったけど面白い?などと会話が続きやすそうである(希望的展開)
家でゴロゴロしてます→テレビとか本は見ないの?→まあ○○みたりします→見たことあるわ!とか見たかったけど機会なくて…どんな話?などと会話が続きやすそうである(希望的展開)
実際はこんな上手く続くことはないだろうけれど、話を展開しやすく会話の内容をある程度コントロールできるのではないだろうか。
『何してる?』な聞き方でもいいけれど、どんな返答にも対応できて会話を広げることのできる質問者なら構わないが現実は非情である。

コミュ障にザックリした質問をされても話は広がらないぞ!

 
一つ、質問としてはかなりプライベートに斬り込んではいないだろうか。
知り合って1~2週間程度の相手に休みの日何してるか言う必要があるのかね?
恋人と会う機会が多ければ、パッと思い出すのはそのことだろう。が日常会話をしたのも両手で足りるくらいの人に付き合ってる人間がいることをほのめかすことになってしまう。
○○とかよく行きます→誰と行ったりするの?とかいう展開になるはずだ!
誰と?っていう展開にならずともエピソード的にはどういう関係の人と行ったか分かりやすいだろう。
遊びに行ったりするかどうかを尋ねたいのなら『休みの日によく行くとこある?』などと尋ね、行く場所その物に対する話の展開にしてほしいと私は思う。
 
『休みの日、何してる?』と聞かれると、休みの度にしていることがパッと思い出される。
私は対外的趣味として録画した海外ドラマ見てます!と素早く返答出来ればいいのだけれど、パッと思い浮かぶのはニコ動見て艦これやって録画アニメ見て漫画読んでます、だ。
唯一対外的趣味として耐えられそうな漫画読んでます、ですら「どんな漫画?」と聞かれたら百合漫画のタイトルしか浮かんでこない。完全に詰みである。
よくしていることが反射的に思い出されるのでオタオタしいことしか浮かんでこないんだな、これが!
「休みの日、何してる?」という質問は本当に止めていただきたいものだ……。